【結果確定】徳島市長選挙 開票速報2020 情勢予想や出口調査・立候補者の公約・投票率まとめ

※確定済みの開票結果情報を更新しました

2020年4月5日に投開票となる徳島県、徳島市長選挙(徳島市市長選挙)。

本記事では徳島市長選挙2020の確定した開票結果を開票速報としてまとめています。

NHK選挙WEBや各報道メディアによる最新の出口調査から投票率・争点・当選者・落選者の当確情報・立候補者の公約や経歴・プロフィールなどについて随時まとめていきます。

 

2020年の徳島市長に立候補者したのはいずれも無所属で、新人で会社役員の内藤佐和子氏(36)と、再選を目指す現職市長の遠藤彰良氏(64)の2名です。

それでは徳島市長選挙2020について見ていきましょう。

目次

【確定】徳島県徳島市市長選挙2020|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

徳島市市長選挙2020の開票結果については地元選挙管理委員会やNHK選挙WEBなどの開票速報・出口調査情報が入り次第こちらに追記していきます。

開票は即日開票で午後9時15分から市立体育館にて行われます。大勢の判明は午後10時半ごろとなる見通しです。

▼確定済み開票結果▼

結果 得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧 主な肩書き
当選 41,247 内藤 佐和子 36 無所属 (株)応神鉄工役員
ないとう さわこ
39,248 遠藤 彰良 64 無所属 徳島市長
えんどう あきよし
  • 告示日:2020年3月29日
  • 投票日:2020年4月5日
  • 定数 / 候補者数:1 / 2
  • 執行理由:任期満了
  • 有権者数:209,983人
  • 投票率:38.88%

徳島市長選挙|2020年の争点や最新情勢・優勢や当確予想

2020年の徳島市長選挙は、現職の遠藤彰良氏と新人の内藤佐和子氏の一騎打ちとなりました。

 

前回2016年の市長選は、現職原氏と遠藤氏とで地元自民党議員らを二分する保守分裂選挙となりましたが、新人の遠藤彰良氏が、地元局アナウンサーとしての高い知名度も活かし、原秀樹氏の4選を阻み初当選しました。

結果 氏名 党派 新旧 得票
遠藤 彰良 無所属 新人 41,073
立石 量彦 無所属 新人 28,671
原 秀樹 無所属(おおさか維新推薦) 現職 24,214
小松 格 無所属 新人 826

 

この選挙では、原氏が推進していた新町西地区再開発事業の是非が主たる争点となり、遠藤氏と立石氏がともに白紙撤回を唱えたものの、遠藤氏が知名度の高さで押し切ったという形になりました。

 

また、2012年の同市長選では、現職の原秀樹氏が政党色がつくことを嫌い自公などから推薦は受けなかったものの、市議会与党の市議や経済団体からの支援を受け手堅く3選を果たしました。

結果 氏名 党派 新旧 得票
原 秀樹 無所属 現職 33,524
十枝 修 無所属(共産党推薦) 新人 19,045

 

ただ、投票率が25.64%と2008年市長選を13.14ポイントも下回り戦後最低となってしまいました。

 

さて、2020年徳島市長選挙は現職遠藤氏と新人で政界初挑戦の内藤佐和子氏が争う形となっていますが、従来より徳島で続く対立構造も絡み前回に引き続き保守分裂で複雑な支持構図となっています。

 

遠藤氏支援の中心となっているのは、徳島1区選出の自民党後藤田正純衆議院議員と後藤田系市議団ですが、前回次点の立石氏を支援した共産党と市民団体も今回は遠藤氏の支持にまわっており、自民、共産、市民団体が共闘する珍しい構図となっています。

 

一方、内藤氏は女性候補で36歳と年齢が若いことから女性目線、若者目線に期待する市議などの支援を受けるのに加え、原元市長の支持基盤を含め反遠藤・反後藤田の立場にある政界関係者が与野党問わず集結する形となっています。

 

内藤氏を支持する議員の中には、選挙区統合に際し徳島1区の自民党公認を後藤田正純氏に譲り比例区に転出し、徳島1区への返り咲きを狙う福山守氏も含まれていますが、後藤田氏と福山氏はともに自民党石破派で同床内での争いでもあり、状況は混沌としています。

 

このような状況のなか、投票日約1週間前の地元新聞社の世論調査では、遠藤氏と内藤氏が激しく競り合っている旨伝えられています。

 

世論調査によれば、自民支持層は両者で分け合い、遠藤氏は共産支持層と無党派層、内藤氏は国民民主、立憲民主、公明、維新各支持層で優位に立っている状況ですが、投票態度を決めていない人も多く情勢は流動的です。

 

以上のように、徳島市長選は接戦となっており最後まで目が離せない展開となっていますので、投開票日まで選挙戦の行方に注目を続けてまいりましょう。

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徳島市長選挙 2020年立候補者の政策(公約・マニフェスト)やプロフィール経歴など

内藤 佐和子(ないとう さわこ)の経歴やプロフィール

  • 名前:内藤 佐和子(ないとう さわこ)
  • 現年齢:36歳
  • 性別:女性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:会社役員、まちづくりグループ代表
  • 学歴:徳島文理中学校・高等学校、東京大学法学部政治コース卒業
  • 職歴:応神鉄工取締役、徳島活性化委員会代表、徳島県・市各種審議会委員

東京大学卒業後、家業の応神鉄工取締役を務めるかたわら徳島県・徳島市の観光・男女共同参画・障がい者・教育振興・総合政策・規制改革・社会教育委員・子ども子育て会議等の審議会委員を歴任してきた。

[box01 title=”主な公約・政策主張”]

内藤氏は「県や市民との対話が進まず、事業が前に進んでいない」と現市政を批判しています。

そのうえで「みんなで一緒に前へ!」をスローガンに「7つの約束」と称する以下の公約を掲げています。

1.対話のできるまち、徳島

●中心市街地・駅前のグランドビジョン
対話をベースに、新しい発想のまちづくり計画を再構築します

●新ホール整備
県市協調のもと、次世代に誇れる施設の整備を早急にすすめます

●阿波おどり
誰もが心から楽しめる阿波おどりを復活させます

●木工会館
対話を通して、解決策をさぐります

●広域ゴミ処理施設
スケジュールを一旦凍結し、自らが地元に出向いて住民の生の声を聞きます

2.行財政改革を推進するまち、徳島

●給与
市長給与を50%カットします

●情報開示
財政状況に関する情報を解りやすく作りかえ、そのすべてを市民に公表します

3.行財政改革を推進するまち、徳島

「出向く!子育て・福祉」のスタイルを確立させます

4.多様性を推進するまち、徳島 の実現

社会的マイノリティを支援するまちづくりをすすめます

5.誰一人取り残さない教育を進めるまち、徳島

テクノロジーを用い、落ちこぼれを作らない教育モデルを構築します

6.防災意識がどこよりも高いまち、徳島

防災意識を高めるための新しいプログラムの作成に取り組みます

7.地域経済をけん引するまち、徳島

地域経済に活力を生み出す施策を展開します

[/box01]

遠藤 彰良(えんどう あきよし)の経歴やプロフィール

  • 名前:遠藤 彰良(えんどう あきよし)
  • 現年齢:64歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:徳島市長
  • 学歴:徳島県立城北高等学校、青山学院大学法学部卒業
  • 職歴:四国放送アナウンサー、徳島市長(1期)

青山学院大学卒業後、四国放送にアナウンサーとして入社し、アナウンス部長、ラジオ局次長などを歴任。2016年徳島市長選挙に無所属で立候補し初当選した。

[box01 title=”主な公約・政策主張”]

遠藤氏は、新ホール事業やそごう撤退対応など課題が山積みだとし「今ここで投げ出すわけにはいかない。成し遂げることが私の責務」と主張しています。

また、「気力も体力も十分ある。公平公正な市民目線の街づくりを進めたい」と2期目の意欲を語り、以下の公約を掲げています。

●徳島市文化センター跡地で新ホールの早期整備を図る

●そごう徳島店閉店後のテナント誘致を含む中心市街地活性化

●子ども医療費助成を中学卒業までから高校卒業までに拡大

●広域ごみ処理施設の整備を進め、生ごみ減量化にも取り組む

●小中学校のトイレ洋式化の推進

●がん検診受診率向上に向け、啓発などの施策を進める

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徳島市長選挙の2016年の開票結果(当選者・落選者)や投票率

下記は前回2016年の徳島市長選挙の開票結果となります。参考情報としてご確認ください。

結果 得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧 主な肩書き
41073 遠藤 彰良 60 無所属 無職
えんどう あきよし
28671 立石 量彦 40 無所属 弁護士
たていし かずひこ
24214 原 秀樹 60 無所属 徳島市長
はら ひでき
826 小松 格 70 無所属 NPO法人理事長
こまつ いたる
  • 告示日:2016年3月20日
  • 投票日:2016年3月27日
  • 定数 / 候補者数:1 / 4
  • 執行理由:任期満了
  • 有権者数:208,737人
  • 投票率:45.7%

2020年4月5日投開票の選挙

首長選挙

議会議員選挙

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