本記事では2019年7月に行われる参議院議員通常選挙から富山県選挙区の立候補者や当落予想についてご紹介しています。
参院選2019での富山県選挙区の改選数は1名です。
今回も自民党が勝つのか、それとも野党が奪取するのか気になるところですよね。
それでは、参院選2019富山県選挙区の候補者や選挙情勢をご紹介します。
参議院選挙2019【富山県選挙区】の立候補者名一覧
富山県選挙区の立候補者
堂故 茂(どうこ しげる)の経歴やプロフィール
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- 名前:堂故 茂(どうこ しげる)
- 現年齢:66歳
- 性別:男
- 党派:自由民主党
- 肩書き:参議院議員
- 学歴:県立高岡高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業
- 職歴:トナミ運輸株式会社勤務、綿貫民輔衆議院議員秘書、富山県議会議員(2期)、氷見市長(4期)、参議院議員(1期)
現職の堂故茂氏は、1952年8月7日に氷見市で生まれます。
大学卒業後、運輸会社勤務を経て同社社長を務めた綿貫民輔氏の秘書に就任。
1991年から県議を2期、1998年から4期15年間にわたり氷見市長を務めます。
任期途中で辞職し、2013年に行われた参院選に出馬し、初当選。
第3次安倍第1次改造内閣では文部科学大臣政務官に就任。
2018年10月24日から参議院農林水産委員長を務めています。
[box02 title=”主な公約・政策主張”]
キャッチフレーズは、「ふるさとに根っこがある 人づくり、国づくり」。
堂故氏が掲げる政策の柱は以下のとおり。
- 人づくり~多様な能力が活かされる~
・「生きる力をはぐくむ教育」「ふるさと教育」「食育」「幸福学」「キャリア教育」による人づくり
・日本人の得意分野である科学、技術の推進に価値を置く高等教育を推進
・幼児教育の無償化と質の向上
・安全な学校施設の整備(耐震化、空調、トイレ位の改修など)
・教員の多忙化の解消
・スポーツ・芸術文化による人づくり
・都市と農村漁村の交流による人づくり。移住・半定住の推進 - 地域づくり~便利で快適な質の高い生活~
・全ての人々が互いに尊重しあい、共に生きる共生社会の想像
・山から海までの循環型社会の構築、花と緑の美しいふるさとづくり
・「命を守り抜く」防災対策の推進、道路や橋梁などの維持管理・強化
・一人ひとりの豊かさと健康長寿社会の実現
・自助・共助・公助のベストミックスで安定した社会保障
・ものづくりの富山らしい地場産業の育成
・地方大学(富山大学を中心として)高校を核とした地方創生
・農林水産業の活性化と農山漁村の振興
・北陸新幹線開通による、交流人口の拡大強化 - 国づくり~国と地方の行政改革の推進~
・地方分権改革の推進
・簡素で効率的で信頼される行政の確率
・東日本大震災の復興、日本の防災・減災対策の実施
・女性が輝き活躍する社会の実現
・日本人のふるさいとや国を思う心を取り戻す学校教育・社会教育の醸成
・「2020年オリンピック・パラリンピック」を見据えた世界に通用する魅力ある観光振興
・国際情勢の変化に対応した外交・安全保障の確率
・時代の変化に対応し、緊急事態条項を明記した憲法の改正
・後世に責任の持てる新エネルギー政策の確率
・参院選挙区の合区解消
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西尾 政英(にしお まさえい)の経歴やプロフィール
出典元:http://dpfp-toyama.jp
- 名前:西尾 政英(にしお まさえい)
- 現年齢:57歳(6/5~ 58歳)
- 性別:男
- 党派:国民民主党
- 肩書き:大学非常勤講師(元衆議院議員秘書)
- 学歴:県立富山中部高等学校、慶応義塾大学法学部卒業、富山大学大学院経済学研究科地域・経済政策専攻、中央大学大学院総合政策研究科後期博士課程、金沢大学大学院法務研究科法務専攻修了
- 職歴:富山県職員、国会議員政策担当秘書、岩國哲人衆議院議員政策秘書、味噌・醤油醸造業手伝い、金沢星稜大学非常勤講師
西尾政英氏は、1961年6月5日に朝日町で生まれます。
大学卒業後、富山県庁で12年間勤務した後、衆議院議員の岩國哲人氏などの政策秘書を務めます。
1997年に行われた衆院選富山2区の補欠選挙に無所属で出馬し、宮腰光寛氏(自民党)に追い上げるも一歩及ばず落選。
その後、2000年の総選挙では民主党候補として広島1区から、また2004年・2005年の総選挙では再度富山2区から出馬するもいずれも落選しています。
[box02 title=”主な公約・政策主張”]
スローガンは「民意を動かす。」
西尾氏が掲げる政策は以下のとおり。
- “しがらみ”から“つながり”へ!元気な地域づくり
政官業癒着ともいわれる“しがらみ”の弊害が地域を疲弊させています。北陸新幹線開業により、本社機能等が富山にうつり、また、自然とともに暮らしたいなどで富山に移住された皆さんとも、ひらかれたコミュニティづくりをすすめ、元気な地域にしていきます。 - 「生活不安」、「将来不安」をなくし、もっと安心、ゆとり・豊かさを!
真のセーフティネットを徹底し、生活不安や将来不安をなくすことで、安心してゆとり・豊かさを実感でき、さらなるチャレンジができる経済のあり方や社会保障をととのえます。 - 子どもや孫へ、あかるい未来とかけがえのないふるさと富山を!
自然ゆたかで食べものもおいしい、日本に、世界にほこれる、ふるさと富山をあかるい未来にしっかり継承していくために、治安・防災・環境・教育・農林漁業はじめあらゆる分野で、未来につなぐ施策をすすめていきます。
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参議院選挙2019【富山県選挙区】の当落予想と情勢調査
参議院富山選挙区は、1971年の第9回選挙から補欠選挙も合わせて13回連続で自民党が当選。
2007年の選挙では、再選を目指す現職の野上浩太郎氏(自民党)、新人の森田高氏(無所属/民主党・社民党・国民新党推薦)、泉野和之氏(日本共産党)が出馬。
綿貫民輔氏の支援を受けた森田氏が291,714票を得て、野上氏を2万5千余りの票差で破ります。
2010年の選挙では、元職の野上氏、相本芳彦氏(民主党)、 高橋渡氏(日本共産党)が出馬し、野上氏が高橋氏に約10万票差をつける322,739票で当選。
2013年の選挙では、改選の森田氏は出馬せず新人の堂故氏を支援。
堂故氏は328,638票を獲得し、次点の共産党候補に27万超の票差で圧勝します。
前回2017年の選挙では、3選を狙う野上氏に対し、新人の道用悦子氏(無所属/民進党、日本共産党、社会民主党、生活の党推薦)、吉田かをる氏(幸福実現党)が挑戦。
しかし、339,055票を得た野上氏が道用氏に20万超の票差をつけて圧勝しました。
今回の選挙では、再選を目指す現職の堂故氏(自民党)、西尾政英氏(国民民主党)が立候補。
なお、立候補を表明していた青山了介氏(日本共産党)は野党候補統一のため、立候補を取り下げました。
そのため、与党候補と野党候補との一騎打ちに。
富山県は衆参ともに議席を占める「自民党王国」であることから、堂故氏優勢に揺るぎはないでしょう。
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まとめ
こちらの記事では、参院選2019富山県選挙区に出馬する候補者の情報や当落予想などをご紹介しました。
「保守王国」といわれる富山県では、衆議院全選挙区、参議院ともに自民党が議席を占有しています。
野党も支持率が伸び悩んでいるため、今回の参院選でも富山県選挙区は自民党が議席を堅守するでしょう。