民主党千葉県総支部連合会(長浜博行代表)は、2月19日千葉市で「政治スクール(千志塾)」第4回講座を開きました。
 第4回は「政治家の仕事とは」をテーマに、民主党最高顧問の渡部恒三・衆議院議員と、民主党国会対策委員長の野田佳彦・衆議院議員の2人をお招きし、講義を受けました。 
 講義では、渡部講師が、半世紀を超す政治生活の貴重な体験をもとに、政治の舞台裏を含めてユーモア溢れる語り口で受講生の心を捕らえました。
  また、野田講師は、緊張する政局のホットな話題や表舞台だけでなく、自らの活動体験を踏まえて、政治生活における「志」の大切さを繰り返し訴えました。スクールには、長浜代表をはじめ受講生50人が参加しました。

渡部講師は、冒頭「50年に及ぶ政治生活の中で昨年の総選挙は国民のために残念な結果だった」と先の総選挙ふれ、「自民党の看板男がホリエモンだったことを見ても間違った選挙だったことがはっきりする」と小泉政治のあり方を切り捨てた後、「今の選挙制度の中で、次の選挙では民主党が必ず勝てることに自信を持って元気を出していこう」と参加者を励ましました。
 また、昭和19年、習志野に入営していた兄に会うために千葉県に来たという、 60年前のエピソードを交えながら、半世紀に及ぶ政治生活の歩みとともに、「この国の政治のあり方について真剣に考えている」事を繰り返し強調しました。
 とりわけ、小泉政権になってから、国民生活の破壊が進んできている実態にふれ、 この国の社会、物質、精神的にも「安心・安全」が緊急課題になっているとして、「雇用」、「年金」、「医療」の拡充の取り組みの重要性を訴えました。
 そして、20年前は「健康保険」「年金」によって「真面目に働いてきた人は、病気や老後のとき心配しなくても」よかったし、当時は「医療保険」は無かった。小泉政権になり、「強い者が勝つ」「自己責任」の政治の結果、「医療保険」が繁盛するなど、国に対する国民の信頼が亡くなってきている証拠だ。
 また、少子高齢化社会で若い人達への負担が大きくなる現在の保険制度に触れ、 「長生きすることが良いことだと言える時代」「国民が平等に負担する」ために、 現在の消費税を「福祉目的税にして、医療・年金にあてる」ことによって「将来の国民の生活不安は解消できる」と私見を交えながら力説しました。
 さらに日本の外交問題について、「日米友好は基本だが、世界の全ての国との友好が外交の基本」として、小泉政権の外交姿勢を厳しく批判しました。
 最後に、渡部講師は、このまま自民党政治が続くならば、「日本のデモクラシーが死んでしまう」とした上で、「自民党に代わるもう一つの政権政党を一日も早く作らなければならない」事を、細川政権誕生、終焉の秘話を交えながら、繰り返し訴えたあと、「民主党は、来るべき参議院選挙で勝ち、次の衆議院選挙で勝ち抜き、二大政党を作るために全党が一丸となって取り組むことの重要性」を強調しました。


 野田講師は、冒頭ライブドア事件に絡む「メール問題」など、ホットな問題から取り上げ、「情報提供者の命が関わる」重要局面にあることを報告しつつ、問題解決のため「憲法に規定された、国政調査権」による調査の必要性を訴えました。
 そして、ライブドア問題が「政・官・業」の癒着だけではない、後ろにある「ヤミの社会」にも絡んでいるのではないかとして、「命がけの勝負」になってきている事を報告しました。
 また、29歳で県議となり、20年間、週5日の駅頭活動を続けてきたことに触れ、当初は300枚の訴えのビラが現在では3500枚の「読者」を獲得するなど「継続は力」であり、今回の選挙で勝ち抜けた要因のひとつだったと、「継続する」ことの大切さを強調しました。
 また、この間の取り組みの中で、毎日駅頭に立つことによって「有権者の声のかけ方」を肌で感じる「有権者の声をじかに聞く」事の大切さについても触れ、「生活感に裏付けられた政策、意見」の重要性と、とりわけ「有権者の声に耳を傾けこれに基づいた活動こそ要であること」を繰り返し強調しました。
 緊迫した政局を反映して、野田講師は、講義の途中席を外しましたが、大先輩の 渡部講師が、再び演壇に立ち「日中国交回復」でのエピソードなどを披露しながら 受講生に語りかけました。